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<<第２１回加古川マラソン参戦記>>

１０日前の食中毒に始まり、連日の忘年会で免疫力が低下したためか、風邪を
ひいてしまった。朝から喉が痛いし鼻も詰まり身体も重い。取りあえず起床した。
早速飼い犬の散歩の催促があり、寒い中言い訳程度に連れて行くと、だいぶまし
になってきたので、出走することに決めた。

例年どおりサンタクロースの衣装をまとい、最後尾から走り始めた。比較的高い
気温と追い風で、徐々に調子が上がり暑くなってきた。ところが、１６Ｋあたり
からだんだん関節付近や腰が痛くなり、身体も重く苦しくなってきた。
「もうあかん。やっぱり無理か。初めての途中棄権か･･･」
萎える気持ちを何とか「ハーフ２時間余りでＯＫ」と奮い立たせ、距離を刻んだ。
（ワシの脚はもはやハーフ脚か･･･）
それからは、最悪キロ８分でも制限時間は余裕ということで、ペースをぐっと落
として走っていると、エイドの食べ物などのおかげか、幾分か体力が戻ってきた。
それからは、沿道の応援やもう一人のサンタとの併走によって、大ダレすること
なく最終直線をこなし、最後は中学生２人の伴走によりゴールすることが出来た。

完走後は、風邪の症状は殆ど吹き飛んでいた。なんとかなるもんだ。
今回も大会サポーターやいろんな人のおかげです。感謝！